2021年05月06日 05:55
大山千枚田
昨日の「こどもの日」
読売新聞朝刊に
田植え前の鴨川市郊外
「大山千枚田」が
紹介されていました。
小生もズーと以前の
丁度今頃
紙面で紹介された
「大山千枚田」を訪れ、
ほぼ同じアングルで
スケッチしたことがあります。
そのときの作品を
掲載してみました。
そのときの作品を
掲載してみました。
早朝のせいか、人影も少なく、
最高の気分でした。
田植え前の水の張られた
375枚の棚田は、良く管理され、
谷底までの美しい
幾何学模様が印象的でした。
幾何学模様が印象的でした。
因みに、この絵では
375枚のほ~んの一部
375枚のほ~んの一部
約50枚の棚田を
描いております。
描いております。
ここで、「千枚田」にかかわる
小話を一つ。
小話を一つ。
「千枚田」というけどほんとうに千枚あるんだろうか、
疑り深い男が数えてみることにしました。
数え易い冬の季節を選んで棚田にやってきました。
谷底から見上げると、首が痛くなるほどの急斜面に
棚田が広がっていました。
棚田が広がっていました。
下からでは数えにくいので一番上まで登ることにしました。
息が荒くなるほど登り、やっと頂上に着きました。
汗びっしょり。コートを脱ぎ捨て、汗の引っ込むのを待ちました。
汗びっしょり。コートを脱ぎ捨て、汗の引っ込むのを待ちました。
そして数え始めました。正確に慎重に数えました。
しかし、999枚で1枚足りません。
そこで再度数えました。やっぱり999枚で1枚足りません。
そこで再度数えました。やっぱり999枚で1枚足りません。
やがて日も暮れようとしています。
男は、「ホレ見たことか」とコートをはおり、
山を降りてゆきました。
男は、「ホレ見たことか」とコートをはおり、
山を降りてゆきました。
│風景